「脚を長く見せたい」と思って選んだハイウエストデニム。
でも実際に履いてみると、「丈が長すぎる」「ウエスト位置が変」「太ももやお尻が目立つ…」と悩んでいませんか?
本記事では、低身長さんでも体型を上手に隠しながら、ハイウエストデニムをおしゃれに楽しむコツを解説します。
ハイウエストデニムが難しい理由
ハイウエストデニムは、腰位置を高く見せて脚長効果が期待できるアイテム。
ですが、以下のような理由から、低身長さんが苦手意識を持ちやすいアイテムでもあります。
- ウエストの位置が合わず、胴が長く見えてしまう。
- 裾が余りすぎて引きずってしまう。
- 太ももやお尻が強調されてしまう。
- トップスとのバランスが難しく、寸胴に見える。
特に下半身にお悩みがある場合、ラインを拾いすぎるスキニーデニムや、ボリュームのあるワイドタイプは難易度が高め。
だからこそ、「形」「色」「素材」の3点を工夫して、自分に合う1本を見つけることが大切です。
ハイウエストデニムの選び方
ストレートシルエットが低身長さんの味方
下半身のラインを拾いにくく、かつバランスも取りやすいのがストレートデニム。
太ももに適度なゆとりがあり、裾にかけてまっすぐ落ちる形は、縦ラインを強調しながらボディラインを自然に整えてくれます。
スキニーよりもリラックス感があり、ワイドパンツよりもコンパクト。
まさに“体型カバー×脚長効果”のいいとこ取りシルエットです。
ダークカラー&センタープレスで引き締め
デニムの色は濃いめのインディゴやブラック系を選ぶと、全体の印象が締まって見えます。
さらにセンタープレス(折り目)入りのデニムなら、脚がまっすぐ細く見える効果も。
淡いブルーは春夏に爽やかですが、下半身をすっきり見せたいときは避けるのが無難です。
ストレッチ入りで“締めつけすぎない”安心感を
ピッタリすぎるハイウエストデニムは、ウエスト〜ヒップラインの強調につながることも。
ストレッチ入りの素材なら、適度に体にフィットしながらも苦しさがなく、ラインを拾いすぎない滑らかさが得られます。
座ったり歩いたりしても安心の着心地は、長時間の外出にも◎。
スタイルアップできる着こなし術
トップスは短丈 or フロントインでバランス調整
ハイウエストのよさを引き出すには、トップスをコンパクトにまとめるのが鉄則。
おすすめは以下のような着方です:
- ウエストイン(全部またはフロントだけ)。
- ショート丈ニットやジャケット。
- カーディガンをボタン留めして短丈トップス風に。
長いトップスを出したままだと、腰位置が隠れてしまい、せっかくの脚長効果が台無しになります。
足元はヒールやポインテッドトゥで脚長演出
足元のバランスは、低身長コーデの命。
5cm程度のヒール付きパンプスや、つま先が細いポインテッドトゥの靴を合わせると、脚がスラッと見えておすすめです。
厚底スニーカーもありですが、足元が重く見えすぎないよう注意。
ベルトやアクセでウエストマークを意識
シンプルなデニムコーデでも、ベルトやゴールド系アクセサリーで視線を上げると、全体がすっきり見えます。
上半身にアクセントをつくると、下半身の存在感が薄まり、自然と体型カバーが叶うという効果も。
おすすめブランド3選
COHINA(コヒナ)
- 150cm前後の女性向けに設計されたサイズ&丈感。
- ストレートやフレアなど、低身長向けデニムが豊富。
- 裾上げ不要で、そのまま履けるのが嬉しいポイント。
UNIQLO(ユニクロ)
- 「ハイライズストレートジーンズ」や「スリムストレート」が人気。
- 店頭またはオンラインで丈を選べるシステムあり。
- プチプラでもセンタープレス風&高見え素材。
GU(ジーユー)
- XSサイズ展開や、低身長向けアイテムの特集が組まれることも。
- 伸縮性のあるハイウエストデニム多数。
- おしゃれと着やすさのバランスが取れたデイリー向けブランド。
まとめ
ハイウエストデニムは、低身長さんの体型悩みを解決する“最強の味方”にもなり得るアイテム。
でも、サイズや形、着こなしを間違えると逆効果にもなりかねません。
だからこそ、
- ストレート&濃色で自然にカバー。
- トップスや靴でバランスを整える。
- 自分の体型に合ったブランドから選ぶ。
この3つを意識して、下半身をしっかりカバーしながらも、自信を持って履ける“自分だけの一本”を見つけてください。
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