低身長さんにとって冬は、服のボリュームや丈感でバランスが取りづらい季節。
でも、ちょっとした工夫で「重たく見える冬服」も「スタイルアップする冬服」に変えられます。
今回は、低身長さんが冬のファッションをもっと楽しめる3つの方法を紹介します。
コンパクト×縦ライン
冬服は厚手で重く見えやすいため、低身長さんには“全体をスッキリ見せるバランス感”が重要です。
1. コンパクトトップスを選ぶ
上半身にボリュームが出すぎると、全体のバランスが崩れがち。
おすすめは次の通りです。
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タートルネックやリブニットなど、身体に沿うシルエット。
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ショート丈のカーディガンやブルゾンで脚長効果。
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インナーに白やベージュなど明るい色を入れて抜け感を。
2. ボトムスは「縦のライン」を意識
パンツやスカートは、Iラインを意識することで脚長に見える効果があります。
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センタープレスのパンツ。
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ストレートシルエットのロングスカート。
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トップスをインしてウエスト位置を高く見せる。
スタイリング例
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リブニット+ハイウエストワイドパンツ+ショートコート。
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タイトスカート+Vネックニット+ロングコート。
素材と色で「軽さ」と「奥行き」
低身長さんの冬ファッションでは、素材と色の選び方で印象が大きく変わります。
1. 素材で軽やかさを演出
厚みのあるコートやニットでも、素材選びで軽見えを実現できます。
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ウールよりも軽いメルトンコートやボアブルゾン。
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モヘアやアルパカなど、ふんわり感のあるニット。
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異素材ミックス(ニット×サテンなど)で立体感を。
2. 色使いで奥行きを出す
暗い色ばかりだと重たく見えるため、明暗のバランスを意識。
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上半身:明るいトーン(アイボリー・ベージュ)。
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下半身:引き締めトーン(ネイビー・ブラウン)。
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小物:バッグやブーツで差し色をプラス。
カラースタイリング例
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グレーニット+白パンツ+ブラウンコート。
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ベージュワンピ+黒ブーツ+ボルドーバッグ。
アウターの丈とバランス
冬の主役「アウター」は、低身長さんの印象を大きく左右します。
1. 丈選びが最重要
アウター丈は、ショート丈かミディ丈がベスト。
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ショート丈:脚長効果が抜群。スカートやワイドパンツとも好相性。
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ミディ丈(太もも中間〜ひざ上):バランスが取りやすく、大人っぽい印象。
ロングコートを着る場合は、
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軽め素材(薄手ウールやナイロン混)。
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Iラインシルエット(ストンとした形)。
を選ぶことで、重たく見えません。
2. 小物で全体を引き締める
冬は小物使いで“目線”を上げるのもポイント。
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マフラーやストールを顔周りに:視線が上に行き、バランスアップ。
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ヒール付きブーツ:少しの高さでも全体がスタイリッシュに。
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帽子やヘアアクセ:目線を上に集めると、重心が上がって見える。
まとめ
冬服は重ね着が多く、低身長さんには難しいと感じがちですが、「コンパクト×縦ライン」「素材と色の軽さ」「丈感のバランス」を意識すれば、驚くほどスタイルアップします。
ポイントを整理すると:
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コンパクトトップス×縦ラインボトムで重見え回避。
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明るい色や異素材で軽やかに。
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丈と小物でバランスを取る。
自分の体型を知り、バランスを整えることで、冬のおしゃれはぐっと楽しくなります。
低身長さんにこそ似合う“冬ファッション”を、ぜひ今年こそ楽しんでください。
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