冬のおしゃれはアウター次第で印象が決まります。
しかし、小柄な女性にとっては「着られているように見える」「バランスが悪くなる」など、悩みが尽きませんよね。
そこで今回は、小柄さん向けに“骨格別”で似合う「小さいサイズのアウター」の選び方を解説します。
骨格ストレートのアウター
骨格ストレートさんは、全体的に立体感のあるメリハリボディが特徴です。
上半身に厚みがあるため、ボリュームの出やすいアウターは太って見える原因に。
コンパクトでシンプルなアウターを選ぶのがポイントです。
ストレートさんにおすすめのアウター
-
ノーカラーコート:首元をすっきり見せ、上半身の厚みを軽減。
-
ショート丈ジャケット:脚長効果を引き出し、全体のバランスを整える。
-
ウール素材のチェスターコート:ハリのある素材で高級感を演出。
避けたほうがいいアウター
-
オーバーサイズコート:体が埋もれて見える。
-
ダウンなどのモコモコ素材:上半身に厚みをプラスしてしまう。
-
フード付きデザイン:首元が詰まって重く見えがち。
着こなしポイント
-
アウターの下にVネックや開襟シャツを合わせて抜け感をプラス。
-
ベルトでウエストマークし、縦ラインを強調。
-
コンパクトなバッグで重心を上げる。
ストレートさんは「シンプル&上品」がキーワード。
小柄でも大人っぽく見えるスタイリングが得意です。
骨格ウェーブのアウター
ウェーブさんは上半身が華奢で、下半身に重心がある体型。
軽やかで女性らしい雰囲気が魅力ですが、重たいアウターを着るとバランスを崩しやすくなります。
コンパクトかつ装飾のあるアウターが得意です。
ウェーブさんにおすすめのアウター
-
ショート丈ダウンジャケット:ウエスト位置を高く見せて脚長効果。
-
Aラインコート:上半身を華奢に、下半身をカバー。
-
ファー付きコート:華やかさがプラスされ、顔まわりが明るく見える。
避けたほうがいいアウター
-
ストレートシルエットのロングコート:全体がのっぺりして見える。
-
メンズライクなデザイン:華奢さが消えてしまう。
-
厚手すぎる素材:体が沈んで見える。
着こなしポイント
-
ショート丈×ハイウエストボトムで脚を長く見せる。
-
柔らかい色味(ベージュ、アイボリーなど)で女性らしさを演出。
-
小物で視線を上に持ってくる(ストール、イヤリングなど)。
ウェーブさんは「軽やかさ」と「フェミニンさ」がカギ。重心を上にすることで、小柄でも華やかに見せられます。
骨格ナチュラルのアウター
ナチュラルさんは骨や関節がしっかりしており、スタイリッシュな印象が特徴です。
小柄でもこなれ感を出しやすい体型ですが、サイズ感を間違えると野暮ったく見えることも。
ほどよくルーズなアウターでバランスを取るのがポイントです。
ナチュラルさんにおすすめのアウター
-
ショート丈モッズコート:カジュアルに見えつつ、重心を上に。
-
ジャケット風コート:しっかりした素材でスタイルを引き締める。
-
ボアブルゾン:柔らかさを加えて女性らしさをプラス。
避けたほうがいいアウター
-
タイトすぎるコート:骨感が強調される。
-
光沢素材のアウター:骨ばったラインが目立つ。
-
フリルやリボン付き:甘さが強調され、ちぐはぐに見える。
着こなしポイント
-
アウターの下に厚手ニットを合わせ、程よく立体感を出す。
-
ストレートパンツやワイドパンツで全体のラインを整える。
-
シューズはボリュームのあるスニーカーやブーツでバランスを取る。
ナチュラルさんは「こなれ感」と「ラフさ」で勝負。
サイズの小さいアウターでも、素材とシルエットで抜け感を出すとおしゃれに見えます。
まとめ
小柄な女性はアウター選びで「丈感」「重心」「素材感」がとても重要です。
そして、自分の骨格タイプを知ることで、似合う形が一目瞭然になります。
-
骨格ストレート:シンプルでハリのある素材。ショート丈やノーカラー。
-
骨格ウェーブ:軽やかで華やか。ショート丈やAライン。
-
骨格ナチュラル:こなれ感重視。ラフな素材やモッズ系。
どのタイプでも共通して大切なのは、「サイズ感をジャストにする」こと。
小柄だからこそ、アウター選びでシルエットを整えることで、身長を感じさせないバランス美人に見えます。
骨格を味方につけて、冬のおしゃれをもっと楽しみましょう。
■関連記事
・小柄さんのダウンコート!着膨れしないおしゃれ術3選
・小柄さんのダウンジャケット!冬のおしゃれ術3選
・小さいサイズセーター!骨格タイプ別の着こなし3選