小柄女性にとって身長をカバーしつつ、スタイルアップを叶えてくれるのが「厚底ブーツ」。
ただし、小さいサイズさんの場合、重心バランスや履きこなしを誤ると“足元だけ浮く”ことも。
この記事では、「厚底ブーツ 小さいサイズ」をテーマに、脚を長く見せる選び方と骨格タイプ別のコーデ術を紹介します。
厚底ブーツを選ぶポイント
1. 厚底は「3〜5cm」が◎
小柄さんが厚底ブーツを履くときの理想は“盛りすぎない高さ”。
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3〜5cmの厚底なら自然に脚長効果を発揮。
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6cm以上は重たく見えることも。
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全体の重心が上がりすぎるとアンバランス。
見た目に違和感がなく、安定感もある高さを意識しましょう。
2. 「ラウンドトゥ」または「スクエアトゥ」
小柄女性が避けたいのは、先が尖りすぎたポインテッドトゥ。
それよりも、
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柔らかい印象を与えるラウンドトゥ。
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旬の雰囲気を出すスクエアトゥ。
がバランス良く見えます。足の小ささを自然にカバーし、全体の印象を整えてくれます。
3. シルエットは「足首フィットタイプ」
厚底ブーツは足元にボリュームが出るため、上部が細身のシルエットだと全体が締まります。
選ぶときのポイントは以下の通りです。
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足首にしっかりフィットするデザイン。
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ストレッチ素材で脚のラインに沿うもの。
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ミドル丈(足首〜ふくらはぎの中間)が黄金比。
特に、脚のラインを縦に見せるような“すっきりデザイン”を選ぶと、低身長でもスタイルアップが可能です。
骨格タイプ別!似合うデザイン
骨格ストレートタイプ
全体に厚みとハリのあるストレートタイプは、きれいめなデザインが得意。
おすすめは以下のようなブーツです。
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ソールとアッパーの一体感がある厚底。
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無駄のないスムースレザー素材。
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光沢のあるブラックカラー。
コーデ例:
タイトスカートやストレートパンツと合わせて、縦ラインを意識。重心を上に引き上げることで、脚が長く見えます。
骨格ウェーブタイプ
華奢で下重心なウェーブタイプには、軽やかな厚底がマッチ。
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厚底でも“厚み控えめ”タイプを選ぶ。
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ソールカラーを明るめ(ベージュ・アイボリー)にする。
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スエードやマット素材でやわらかさを出す。
コーデ例:
フレアスカートやショートボトムと合わせて、重心を高く。
タイツやソックスで脚とブーツの境目をぼかすとより脚長効果が高まります。
骨格ナチュラルタイプ
骨格がしっかりしていてフレーム感のあるナチュラルタイプは、存在感ある厚底が得意。
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トラックソールやチャンキーソールなどボリューム重視。
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厚底7cm程度でもバランスを保ちやすい。
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レースアップやベルト付きで個性をプラス。
コーデ例:
ワイドパンツやロングスカートに合わせて、足元に“重さ”を出すとこなれ感がアップ。
あえて無骨さを残すのがポイントです。
厚底ブーツコーデ術
1. ボトムスとブーツの色を揃える
脚長効果を狙うなら、「ワントーンコーデ」が鉄則です。
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黒ブーツ × 黒スキニー。
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ベージュブーツ × 同系色ワイドパンツ。
といったように、脚のラインを一体化させましょう。
2. スカート丈は“ひざ下ミディ丈”
小柄さんが厚底ブーツを履くときは、スカート丈が短すぎるとアンバランスに見えます。
理想の丈感は、
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ひざ下5cm〜ふくらはぎの中間。
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スリットやプリーツで軽さを出す。
の2点。重さを感じさせず、脚を長く見せることができます。
3. アウターはショート丈で
厚底ブーツは足元にボリュームがあるため、アウターで重心を上げるのがコツ。
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ショートダウンやショートコート。
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クロップドジャケット。
など、ウエスト位置が高く見えるアイテムを選ぶと、全身バランスが整います。
まとめ
小さいサイズの厚底ブーツは、低身長女性にとって“スタイルアップの味方”です。
ただし、選び方を誤ると脚が短く見えたり、重たく見えたりすることもあります。
大切なのは、
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高さは3〜5cm。
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足首フィット。
コーデの重心を上げる。
この3つを意識すること。さらに骨格タイプに合わせてデザインを選べば、自然に脚長効果が生まれます■関連記事
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