身長150cm前後の女性にとって、喪服選びは想像以上に難しいもの。
丈が長すぎたり、肩幅が合わなかったりと、既製品ではなかなかフィットしないこともあります。
本記事では、低身長女性が喪服を選ぶ際に気をつけたいポイントや、サイズ・丈感の目安、バランスよく見せる着こなし術、試着時のチェックリストまで詳しくご紹介します。
喪服選びで悩みやすいポイントとは?
身長150cm前後の女性が喪服を選ぶとき、まず悩むのが丈の長さと全体のバランスです。
市販の喪服は身長160cm前後を基準に作られていることが多いため、低身長女性が着ると「丈が長すぎて足元が重く見える」「袖が手を覆ってしまう」などの問題が発生しやすくなります。
また、肩幅やバストラインのズレも無視できません。体に合っていないと「だらしなく見える」など、フォーマルな場にふさわしくない印象を与えてしまうことも。
これらを解決するには、サイズ展開が豊富なブランドや低身長向けの専用ラインを活用するのがポイントです。
おすすめの喪服サイズと丈感の目安
喪服を選ぶ際に重要なのは、身長だけでなく、体型や骨格を意識することです。
身長150cm前後の方には、「5号〜7号」サイズがフィットしやすい傾向がありますが、ブランドによってサイズ感が異なるため、必ずサイズ表を確認しましょう。
ジャケットの丈感
ジャケットは腰骨にかかる程度の丈がおすすめ。
長すぎると胴が短く見えてしまい、全体のバランスが悪くなります。
ワンピースの丈感
ワンピースは、膝下5〜10cm程度のミモレ丈が理想。
長すぎると足元がもたつき、短すぎるとカジュアルになりすぎるため注意。
袖丈と肩幅
袖丈は手首が見える長さ、肩幅は自分の骨格に沿ったラインが重要です。
肩が落ちてしまうとだらしなく見えるため、フィット感のあるものを選びましょう。
バランスよく見える喪服の選び方
喪服は「きちんと感」が最優先される場面で着用するものですが、低身長の方でもスタイルよく見えるようにする工夫があります。
縦のラインを意識したデザインを選ぶ
シンプルなIラインのワンピースや、ウエスト位置が高めに設定されたデザインを選ぶことで、重心が上がり、脚長効果が生まれます。
ウエスト切り替え位置にも注目しましょう。
セットアップよりワンピースがおすすめ
セットアップは上下で丈のバランスが取りづらくなることも。
低身長さんにはワンピース+ジャケットの組み合わせがバランスを取りやすく、フォーマル感も保てるためおすすめです。
小物のサイズ感にも配慮を
バッグやパンプスも「大きすぎないもの」を選ぶのが鉄則。
低身長の方が大きなバッグを持つと、全体のシルエットが崩れてしまいます。
バッグはコンパクトなフォーマルバッグを、パンプスは3〜5cm程度のヒールが理想的です。
試着チェックポイントまとめ
購入前にしっかり試着して、自分に合っているかを確認することが大切です。
以下のチェックポイントを参考に、サイズ選びに失敗しないようにしましょう。
着丈・袖丈のチェック
ワンピースの裾が膝下5〜10cmになっているか。
袖丈が長すぎず、手の甲にかかりすぎないか。
肩幅・ウエスト位置の確認
肩のラインがずれていないか(特にジャケット)。
ウエストの切り替え位置が自分の体に合っているか。
しゃがんだり座ったときの動きやすさ
ワンピースやスカートが突っ張らず、自然に動けるか。
座ったときに丈が極端に短くならないか。
全身を鏡でチェックしてバランス確認
全身を写せる鏡で横・後ろ姿もチェック。
見た目に「ずんぐり感」や「裾の余りすぎ」がないか。
まとめ
喪服選びは、体にフィットすることが何より大切。
特に身長150cm前後の女性にとっては、丈感やバランス、シルエットが全体の印象を大きく左右します。
低身長向けのサイズ展開があるブランドや、試着チェックリストを活用しながら、自分にぴったりの一着を見つけてください。
急な場面にも自信を持って対応できるよう、早めの準備がおすすめです。
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