寒さが本格化する冬。アウターは防寒の必須アイテムですが、低身長さんにとっては「重く見える」「着膨れする」「バランスが取りにくい」といった悩みの多い季節でもありますよね。
特にロングコートやダウンコートは、選び方を間違えるとスタイルダウンの原因に…。
この記事では、身長150cm前後の小柄女性が冬のアウターをバランスよくおしゃれに着こなすコツを詳しく解説します。
目次
低身長さんが冬アウターで悩みがちなポイント
冬はアウターが主役になる季節。ですが、低身長さんにとってはアウター選びが意外と難しいもの。
たとえば、
- ロングコートが長すぎて引きずって見える。
- ダウンのボリュームで着膨れしてしまう。
- 全体の重心が下がってスタイルが悪く見える。
- 子どもっぽく見られやすい。
こうした悩みは、「体のサイズと服のボリュームのバランス」が合っていないことが原因です。
特にアウターは面積が大きく、全身の印象を左右するため、選び方ひとつでスタイルの見え方が大きく変わります。
しかし、いくつかのポイントを意識すれば、低身長さんでもバランスよくアウターを着こなすことが可能です。
次からは、その選び方と着こなし術を具体的にご紹介します。
低身長さんに似合うアウターの選び方
低身長さんがスタイルアップを目指すには、丈感・シルエット・素材の3点をしっかりチェックしましょう。
① 丈感は「ひざ上」または「縦ライン強調ロング」
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ショート丈は脚を長く見せてくれる王道アイテム。特にダウンやブルゾンは腰上丈が理想的。
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Iラインのロングコートなら、縦長効果でスタイルアップ可能。ストンと落ちるシルエットが◎。
② シルエットは「コンパクト」または「ストレート」
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Aラインや広がりすぎるものは、横にボリュームが出てバランスが難しい。
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ストレートやコクーン型は、すっきり見え+トレンド感の両立ができておすすめ。
③ 素材は「軽やか」&「程よいハリ感」
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厚手すぎるウールやもこもこボア素材は避けて、軽めのウールや細かいキルティングがおすすめ。
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光沢の強いダウンより、マット素材を選ぶと大人っぽく上品に見えます。
選び方を間違えなければ、ロング丈のアウターでも重たくならず、むしろスタイルアップにつながります。
バランスよく見せるアウターの着こなしテク
アウターの選び方に加えて、着こなし方の工夫でさらにスタイルよく見せることができます。
① インナーはタイト&縦ライン意識
ボリュームのあるアウターを着るときは、中は細めでバランスを取るのが基本。
例:リブニット×スキニーパンツ、ハイネック×Iラインスカート など。
② ウエストマークをプラス
コートにベルトを巻くだけで一気にメリハリのあるシルエットに。
ウエスト位置が高く見えて脚長効果も◎。
③ 足元はスッキリ軽やかに
ショートブーツやパンプス、タイツなど、足元に抜け感を作ると全体が重くならない。
厚底よりも華奢なシルエットの靴がベター。
④ 小物で視線を上に
帽子、マフラー、ピアスなどで視線を上げると、顔まわりが華やかになり、重心がアップ。
全体の印象も軽くまとまります。
おすすめアウター&低身長向けブランド紹介
▶ おすすめアウター
-
COHINA|ウールロングコート(150cm対応)
→ 着丈が絶妙で、縦のラインをきれいに見せてくれる。 -
UNIQLO|ハイブリッドダウンショートコート(XS)
→ 軽量で着膨れしにくく、普段使いにぴったり。 -
GU|ノーカラーコート(ショート丈)
→ すっきり見える首元&短め丈で重心アップ。
▶ 低身長対応ブランド
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COHINA(コヒナ)
小柄専用設計。冬アウターの丈感や肩幅が絶妙で信頼できる。 -
Re:EDIT(リエディ)
プチプラで旬デザインが多く、小柄向けのS〜XS展開も豊富。 -
NATURAL BEAUTY BASIC
シンプル&きれいめが中心。通勤服との相性◎。 -
UNIQLO・GU(XS・XXSサイズ)
ベーシック重視。重ね着しやすいインナー類も充実。
通販で購入する際は、着丈・袖丈・モデルの身長表記を必ず確認しましょう。
150cm前後のモデルが着用している商品ページはとても参考になります。
まとめ|冬こそアウターで差がつく季節
低身長さんにとって、アウター選びは難しそうに見えて、実は「スタイルアップのチャンス」。
丈感・シルエット・着こなしの工夫で、ダウンもロングコートも味方にできます。
この冬は防寒だけでなく、「見せるバランス」を意識して、あなただけの冬スタイルを楽しんでください。
おしゃれも暖かさも妥協しない、そんな冬コーデがきっと叶います。
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